教師も学び続ける

 いつもは子どもたちの学舎(まなびや)である学校も11月1日は先生の学舎になりました。本日は4年生と3年生に今年度着任された先生2名の研究授業でした。和泉市の指導主事に来校いただき、授業を通して指導助言をいただきました。

どちらの学級も算数の学習でした。また、今回のテーマは「ICTを活用する」でしたので、どちらの学級でも児童のPC活用や先生のロイロノート活用で交流しました。最近のICT機器も学校実態に合わせてアップデートされてきているためかなり使いやすくなりました。

ロイロノートで提出したみんなの考えが一覧で集まります。

テーマは同じものの、3年生は元気いっぱいの良さを生かすために児童のグループ活動を中心の授業、4年生はじっくりていねいにできる良さを生かすために、個別活動を中心の授業を行いました。

たくさん子どもたちの周りを回って声をかける先生

1つずつ丁寧に説明してこどもたちの理解を促す先生

また、学級は児童だけで学習をするのではなく先生と一緒に学習します。当然先生の得意も加わります。3年生は子どもたちとたくさん会話する良さを生かして、4年生はきっちり説明をする良さを生かして授業を展開しました。どちらの先生も子どもたちと一緒に授業を進めている感じが素敵でした。



子どもたちも先生たちの頑張りに応えるかの様にいつも以上の力を発揮していました。人に見られるのは緊張しますがやる気にもなりますね。

授業後には市教委指導主事からの指導助言をいただきました。2クラスともとても高評価で、たくさん先生も子どもたちもお褒めの言葉をいただきました。当然、教師としてはこれからどんどん力をつけていく必要がありますので、細かい指摘や今後の検討する課題などもいただきました。今回の成果と課題をぜひこれからに生かしてほしいと思います。

授業を進めた先生たちも、協力してくれた子どもたちもお疲れ様でした。また、今日に至るまでに同じ学年の先生も一緒に指導内容を考えたり、事前授業をして修正するところを検討したりとチームで取り組んでくれました。他の先生たちもたくさん見にきてくれて様々な助言をいただいた先生、授業を見にいくために、その裏で他学級の授業に入り、対応いただいた先生などたくさんの協力がありました。

子どもたちが学校の宝物であると同時に、一緒に学んでいく先生たちも大切な人たちだということを改めて感じられる日となりました。