先日、9月7日(木)に、5年生の研究授業がありました。
5年1組の児童と上村先生が研究授業に取り組んでくれました。今回は栄養教諭の辻林先生と協力して、家庭科の学習と普段の給食、自分たちの食生活について考える授業となりました。ここに至るまでに3組で事前授業を行うなど、5年生に関わる先生たちがしっかりと準備をしていました。
研究授業の本時では、まだ9月の初めなので、これからどんどん取り組みを進めるための計画を自分たちで考えました。たくさんの先生が見守る中での授業ですので、とても緊張するところですが、先生の問いかけに子どもたちはとても明るく前向きに考えており、日頃の学級の楽しい様子が伝わってきました。
担任の先生が「自分たちのプロジェクトがうまくいけば実際に学校の取り組みになるよ!」と投げかけると、「えー、すごい!!」と嬉しそうに受け止めている子どもたちの様子はこれからの活動を期待させてくれました。
授業の後、教職員で集まり、指導助言に来ていただいた教育委員会の指導主事の先生と、大阪大谷大学の教育学部国語科の教授である今宮信吾先生と一緒に研究協議会を開き、授業改善について検討しました。専門的な見地からの指導を受けることで教職員のスキルアップに繋げることができました。これからの子どもたちに返していけるようにしたいと思います。さて、次の日には授業を見学した先生たちからのメッセージを担任の先生が通信に載せてさっそく子ども達に配布して、お話をしていました。メッセージを読む子ども達は自分たちの頑張りをふりかえり嬉しそうでした。
また、3組、1組の授業や協議会での検討を活かし、2組が事後授業を行いました。子どもたちへの指示がバランスよく伝わり、子どもたちの活動がより活発になるよう意識して授業を進めていました。
事前授業で計画を立てていた3組は、これからのプロジェクトで円滑な話し合いをすすめるために、国語科の学習を活かし、問題解決に向けてどのように状況を把握し、どのような方法で取り組めばいいかを検討する話し合いの学習をしていました。
最終的には家庭科の調理実習などの体験活動も取り入れつつプロジェクトを進めていくようで、一つのプロジェクトに様々な教科を連動させ、「カリキュラムマネジメント」が意識された計画がこれから始まります。大変楽しみですね。