4年生 星と防災 ー理科と社会ー

 10月24日(火)に4年生が社会見学に行きました。午前はソフィア堺でプラネタリウムを、午後は、堺市総合防災センターで地震体験や消火体験を行いました。


午前のソフィア堺では屋上の展望台に上がり、大きな天体望遠鏡で空を見たり、堺の街並みを眺めたりしました。また、体験コーナーでは天体望遠鏡の模型や惑星の特大模型を眺めたり、触ったりして楽しみました。プラネタリウムでは3年生で学んだ太陽の学習から始まり、4年生で学習した季節の星空について教えてもらいました。誕生日に関わる大きな星座が横並びになっていることや、秋の空で見える星座についての小話などを挟んでもらい、教科書では学ばない深い話まで教えてもらい、子どもたちは興味深く聞いていました。

晴れていたため、金星が見えた子もいたようです。

遠心力で球が外に寄っていく体験コーナーでした。

やわらかいソファでプラネタリウム、眠ってしまいそうでした。

午後の防災センターでは担当の職員さんがそれぞれのブースについて説明をしてもらいながら見学しました。地震コーナーでは実際に揺れる体験をして揺れた時どのように過ごせば良いかを学びました。また、はじめて消火器を使ったり、暗闇の煙の中を歩いたりしながら、実際の災害場面が思っているよりももっと大変だということを感じ取っていました。大きな消防署が併設していることもあり、特別車両を見せてもらったり、ハシゴ車が伸びているところを見せてもらったりと貴重なものをたくさん見せてもらいました。クイズもあり、子どもたちはたくさんの情報に楽しみながら触れることができました。

最初に、防災についての大切さを感じる動画を視聴しました。

地震の体験をしました。少し怖かったようです。

消火訓練の練習。思っていたより操作が難しかったようです。

煙の中を歩く練習。暗くても腰を落としてがんばって歩きました。

いろんな種類の消防車を見ることができました。

社会見学や校外学習では、見学を通した学びだけでなく、学校外の社会に出てどのように社会適応できるかという社会性を育む場でもあります。バスの乗り方や施設使用上のきまりや気配り、人と関わるときの礼儀作法など、子どもたちが大きくなったときに必要とされる一般的なマナーについて考える機会です。4年生は高学年の仲間入りをする学年です。今回の経験を通して、これからお兄さんお姉さんとしてしっかり社会のルールを知り、社会適応できる力をどんどんつけていってほしいと思います。

きちんとお別れのあいさつができました。