【6年】6年生の軌跡 ー学校に残したものと自分に残ったものー

 

 3学期には郷荘中学校の先生が6年生に道徳の出前授業をしにきてくれました。 また、総合学習の中で人権「平和学習」を取り組んでいる6年生ですが、人権と道徳のちがいとはなんでしょう。

人権は「人としての権利」であることから揺るぎない考え方です。例えば差別はしないなど。

道徳は「人が社会の中で生きていくためのルール」です。そのため、善悪の判断など、自分で考えておく必要があります。

 道徳の授業では「人間の魅力」というキーワードをもとに、題材について考えました。今回は「広く受け入れる心」について考えました。6年生になると、自分のことだけでなく、下級生や学校のことなど様々なことを受け入れる必要が出てきます。この学びを通して広く受け入れる心を養ってほしいと思います。



 また、平和学習では、学んできたこと、体験したことをもとに下級生に伝えるための紙芝居を作成し紹介しました。自分たちの培った感覚を最高学年として学校全体に広めてくれました。








下級生に6年生の平和学習を継承していくことで、子どもたちが自分たちで人権意識を高めていこうとする姿が未来に繋がっていきます。きっとこの子達が伝えたことは次の世代の子達がさらに新しい世代に繋げていってくれるでしょう。また、最高学年として自分のことだけでなく、周りの子や下級生、学校について視野を広げて過ごした経験は今後の過ごし方にも何かのきっかけを与えているのではないかと思います。
  
 残すところあと1週間となった6年生。先日は先週の先生たちとのお別れ会に引き続き、学年の友達とスポーツ大会を楽しみました。

 卒業式の練習も着々と進んでいます。当日は素敵な卒業式になりますよう子どもたちを見守っていきたいと思います。