朝の大雨がうそのように昼には空が白んできました。
昼からは、6年生がピースおおさかなどで学んでいる平和学習を校内に広めるため、「平和の折り鶴づくり」を行いました。
平和学習は6年生の社会科「歴史」の学習の中から、太平洋戦争時代を取り上げ、総合学習および人権学習として人の命の大切さや平和であることの大切さを学び、今後の生活に生かす取り組みです。
学校の代表である6年生は来年には卒業してしまうため、1年をかけて、芦部小学校の伝統として、下級生につないでいます。
6年生が各教室に行き、平和鶴のモチーフとなった「サダ子」さんの紙芝居を紹介してくれます。その後、折り紙に平和への思いをそれぞれ一言書き込み、鶴を折っていきます。
取り組みを通して、下級生と一生懸命関わる6年生はとても素敵でした。事前に見本となるカードを作っていたり、大きな折り紙を準備して折って見せたり
折ってくれた鶴を先生と協力して束ねるなど、伝える以外にもたくさんのことをしてくれていました。
また、下級生もお兄さんお姉さんの声かけをしっかり聞き取り、親切に教えてくれる6年生にお手伝いをしてもらいながら一生懸命取り組んでいました。とくに5年生は次に自分たちがこれをするのだとイメージしていたように思います。
今後6年生はヒロシマの修学旅行に向けてさらに学びを深めていきます。