1学期が本日で終業となります。そのため、本日は朝から終業式を行いました。学校には「式」とつく行事がいくつかありますが、「式」には「入学式」や「卒業式」といった学校として大切な行事に付けられることが多いです。そのため、この終業式も大切な式典の一つとして扱われます。
さて、タイトルにあったように終業式は1年の”節目(ふしめ)”となります。節目の「節」という言葉、「季節」などにも使われる言葉です。では、「節」とはなにか。答えは「竹のくびれ」のことです。竹は中が空洞です。それを敷居である「節目」で間隔を作っています。桜やヒノキなどの木の幹が詰まっている木に比べて竹は中がない分、弱そうに感じます。しかし、この「節目」があることで竹はしなやかで丈夫な木になります。
では、私たちや子どもたちの生活に置き換えてみましょう。一生、または1年がとくに何も起伏のない生活が続くときっと気持ちがだらけてしまうでしょう。しかし、1年の中でところどころ生活に節目を作ることで区切ることがでます。気持ちを高めたり、ゆるめたりといったタイミングは生活にめりはりが生まれます。そのために、1学期の終わりで一度節目を作り、休みをとり、2学期また頑張れるようにしているのです。
終業式では教頭先生が司会のもと、効果を歌ったあと、校長先生、生活指導の先生、体育主任の先生からのお話がありました。校歌を歌い終わった後に、もともと音楽の先生だった教頭先生から「芦部小学校の校歌って曲としてとても素敵だといつも思っています。」と話していました。(子どもたちに伝えた訳ではなく近くの先生に素直に感じたことをおっしゃられたのだと思います。実は私もそう思います。)
オンラインだったため子どもたちの生の歌声は聞けませんでしたが教室から子どもたちの元気な歌声が少し聞こえてきました。しっかり大きな声で歌ってくれていたのでしょう。
さて、校長先生からは1学期にがんばってほしかったことのふりかえりと夏休みの生活で気をつけてほしいことを伝えられました。1学期に頑張ってほしいことは「みんななかよく」でした。では、夏休みに気をつけてほしいことは…
でした。それぞれ夏休みを素敵な思い出にしてもらえるために伝えられています。ぜひ心がけてほしいと思います。
体育主任からは夏休みの水泳のことや6年生の水泳記録会のことを説明しました。各学級でも説明があったかと思いますし、今年度より外部活用になったことで急な参加ができなくなってきるなどのお知らせを体育だよりや学校だよりでもお知らせしています。バスの時間や外部の業者さんの関係もありますので時間厳守でお願いします。
終業式が終わった後には学級指導がありました。1年をふりかえったり、夏休みの宿題の説明をしたりとたくさんやることがありました。
子どもたちが帰った後は2学期に向けて職員作業をしました。
中学生になった卒業生たちがアルバムを取りに来てくれました。
みんな大きくなりました。