芸術の秋 ー文化と科学ー

 ユネスコという言葉を聞いたことはあるでしょうか。世界遺産登録などでよく聞く言葉です。日本語では国連教育科学文化機関であり、正式には、UNESCO:United Nations Educational, Scientific and Cultural Organizationといいます。教育と科学と文化の機関ということになります。このことから、「文化」と「科学」というのは時には並べられ、時には対比されていることがわかります。

学校でも、日常的に「文化」や「科学」に触れる機会を大切にして教育を進めています。

外では反射板を使って3年生が太陽の観察をしていました。普段直接見ることはできない太陽を特別な板を使うと見れるのは面白いですね。日食をみるときに使うものと同じですね。理科で扱われる科学的なものは実は生活にもよく使われています。




太陽の形、よくみえましたね

一方4年生でも外で実験をしていました。でも3年生とは違い、水や空気を入れて楽しんでいます。袋の口をあけて振ってみるとふっくらします。何が入っているのでしょう。また、筒のなかにタマを詰め込んで後ろから押し出して見ると「ぽん」と音を立てて勢いよく飛び出します。このとじこめたら押し縮みできるのが「空気」であり、それを使った道具もたくさんありますね。どんなものをイメージしますか?また考えて見てください。同様に水も筒に詰めて飛ばすことができていました。水鉄砲ですね。子どもたちにとってとても楽しい実験でした。

空気を溜めてマトづくり


先生も必死w

遊び場の準備。楽しいですねー

どこまで空気鉄砲飛ぶかな?


スプラトゥーンだそうですw


打ち上げた水が少し落ちてくると涼しくて気持ちいい

ぴったりマトにあたりました

6年生ではやはり下級生とは違い、火や薬品を使った本格的な実験を行っていました。飛び散り防止のためにゴーグルをつけたり、ぞうきんを用意したりして安全に気をつけて行います。

火にかけます。ご安全に
白い粉だった物質を水でとかすと透明な液体になっています
焼け残った物質は前の物質と同じでしょうか?

5年生では「ヒトのいのち」について学んでいました。針の先ほどしかない小さな卵子が成長し、お母さんのお腹で大きくなって生まれてくるヒト。動物や生物の仲間であることが実感できますね。今までも生活科などで生い立ち調べをしてきていますね。
出前授業をしてもらいました

図工や音楽では芸術に触れる学習を行っていました。
工作でぶんぶんごまを作って昔の遊びに触れています。作るのもコツが入りますが、遊ぶのにもコツが入りますね。昔の遊びは遊べるようになるために楽しく練習できるものが多くて今でも十分に使うことができますね。
回せるかな?

きれいな模様ができました

上手に回せるか勝負

また、音楽では合奏をしていました。鉄筋や木琴のような洋楽器に和太鼓は合うのかなときになるところですが、うまく楽器ごとの住み分けをしておくことで和洋折衷の素敵な音色を奏でていました。このようなフリースタイルな音楽は今どきですね。
和楽器の太鼓と

洋楽器のオルガン

だんじりなどでも身近ですね。

SFにも使う学年があるようですね。

さて、放課後には高学年が前期最後の委員会活動をしていました。こまめに花の植え替えやペットボトルキャップの収集などをして学校をよりよくなるように活動してくれています。このような児童の主体性を中心とした場を作ることも教育の大事な視点です。
綺麗に植え替えられたかな?

意外と力作業ですね。

すごいたくさん集まってますね