本日は終業式でした。朝から昨日の大掃除やワックスがけのために出していた机いすを先生と子どもたちで手分けしてもとの状態に戻していました。学級の床がピカピカになっていて子どもたちは大喜びでした。大掃除が終わって気持ちあらたに3学期がむかえられそうですね。
1時間目は終業式。体育館では暖房をつけつつ、窓を開けたり、ソーシャルディスタンスを心がけながら行いました。こういうところは過去の経験から子どもたちもすぐにできるようになっていますね。
終業式では冬休みの楽しみはもちろんのこと、2学期のふりかえりとともに、家庭や地域で心がけてほしいことや気をつけてほしいことについてお話をしました。
最初に、校長から、3つでした。
①規則正しい生活をしよう
②お手伝いをがんばろう
③新年のあいさつをしよう
「規則正しい生活」は自身の健康のために、「お手伝い」は家族の一員として、「新年のあいさつ」は人とうまく関わるためにです。ぜひ冬休み中やその後も意識してほしいと思います。
次に、教務から地域について3つでした。
④家や学校で教えられたことや公園や交通など地域のルールやマナーをきちんと守る
⑤自分以外の人たちも気持ちよく過ごせるように気を配る
⑥地域や町の人たちに丁寧に関わる
地域の方達がだんじりやふれ愛まつり、登下校の見守りや地域清掃などたくさんのことを町の一員としてやってくれていることを考え、自分や自分の仲良しだけがいいではなく、みんなが過ごしやすいよう礼儀正しく過ごしてほしいと思います。
最後に、生活指導から守って欲しいことについて4つでした。
⑦交通安全について交通ルールを守る
⑧校区外や商業施設に子どもだけでいかない
⑨友達同士のお金の受け渡しをしない
⑩人のものを傷つけない
それぞれ、当たり前のことですが、子どもたちの意識はどうしてもまだ大人に比べてゆるんでしまいがちです。家庭事情は家庭で考えていただければと思いますが、学校の方針としてはトラブル回避のため原則として以上の形です。
冬休みはどうしても学校外で過ごすことが多いため、学校として保護者様の力になれればと思い、終業式で以上10点の話をしています。また、休み中の地域や町でのトラブルは基本的に家庭で対応してもらうことになります。トラブルが起こると楽しい計画が一気に崩れてしまうこともあるかと思いますので、できるだけ未然予防できるよう家庭でもお声かけいただければと思います。
その後、読書感想文の表彰や6年生の陸上競技大会の表彰をするとともに、教頭先生から楽しい冬休みになるようにとエールを添えて終業式を終えました。
また、終業式後にはもうすぐ受験や卒業を迎える6年生の学年集会を行い、学年主任から冬休みや3学期に向けてのお話がありました。
①友達とのお金のやりとりは禁止:おごる・おごられる・貸す・借りるはトラブルの元
②SNSの使い方に気をつける:使う前位に相手のことを考える・家でルールの再確認を
③言葉遣いや人との関わりに気をつける:おちょくる言葉・あおる言葉・相手を貶す言葉は
人や状況、環境によって受け止めが違う。要注意。※SNSやノートなどに書くのも×
④暴力や人ものを勝手に使うこともだめ:自分は軽い気持ちでも相手にとって辛いことかも
先生たちのところには、他の先生や保護者、地域の方など様々なところから情報が入りますが、自分たちで抑えたり、解決できる力も育ってほしいことから全てを指導するのではなく内容によって見守っていることがあるということも伝えられました。しかし、だめなことはだめときちんと教えていきたいということや困ったことには寄り添いたいということも伝えられました。
また、良き理解者でありたいという想いや、上手に人と関わりながら卒業を笑って過ごしたいという願いも伝えられました。子どもたちも先生の真剣な話を真剣に聞いている様子でした。小学校生活が残すところわずかとなった6年生、少しでも素敵な思い出ができるようご家庭でも見守ってあげてください。