地域のつながりかた ー入学説明会と学校保健委員会と地域教育協議会講演会ー


 先日、新1年生の保護者様に向けて入学説明会が開催されました。開会前には1年生で使うお道具箱やエプロン、体操服などの物品販売も各業者さんから行ってもらいました。開会前の受付ではTETOUの登録や下校時の方向の確認用紙の記入なども行っていただき、少しずつ入学への準備が進められています。
授業をあけて駆けつけてくれる先生たちが受け付けてくれました
体操服を販売してくれる業者さん
学用品を販売してくれる教材屋さん
たくさんの学用品を持ってきてくれました
エプロンを販売してくれる業者さん
サイズ合わせもしてくれました

 入学説明会では、最初に校長先生より、学校で頑張ってほしいことを3つお話しました。「あいさつをする」「自分で取り組ませ、ほめてあげる」「友達となかよく遊べること」などの声掛けをお願いしました。小学生になると、今までとちがい自分でできるように見守ることが大切になります。
 次に教頭先生から入学式の予定や入学に際してのお願いを伝えられました。持ち物や学校で使う袋のサイズなどを実物を示しながらお話しました。校長先生の話に付け加えて「入学までに身につけること」や「生活リズム」についてのお話がありました。生活習慣ができると学校での過ごし方の質も高まります。
 また、教務から、学校のきまりなどについてお話しました。学校ができる公共施設としてのサービスをお伝えすると共に、トラブルを回避するために不要なものを持ってこないことや、登下校の道を守ることなどルールやマナーについての家庭指導でしておいてほしいことなどもお伝えしました。
 最後に、支援Coより学校の児童支援体制についてお知らせしました。すこしずつ個性が出て一人ひとりのちがいが生まれます。その違いをどう捉えたらいいかなど心配な時などはぜひお声かけくださいとお伝えしました。
校長からのあいさつ

教頭からの説明

支援Coからの促し

下校の方面

別の時間には4年生が学年で集会を行なっていました。発達に伴い、人間関係も深まってきました。もう少しで高学年。そこに向けて自分たちの人との関わりについてあらためて考え、次に繋げていけるよう指導とエールが各担任の先生からありました。
ぜひ、残りの4年生の生活を豊かなものにしてほしいと思います

 また、先日。本校の保健主事が中心に、保健主事、体育主任、養護教諭、栄養士がそれぞれ、体育、保健、食育の観点からデータに基づき今の学校の実態について紹介すると共にどのような手立てで課題解決にむけていくかを話し合う「学校保健委員会全大会」を行いました。本校に関わる歯科医や小児科医さんも来校されて助言をいただきました。保護者としてはPTA保健体育委員の方々に代表で参加していただきました。
 課題として体力の低下や朝ごはんの欠食などが挙げられると共に、歯科医さんからは朝ごはんを食べる時間がなかなか作れないということは朝の歯磨きの時間も少ないのではということも教えていただきました。夜の寝ている間が一番虫歯になる菌が増えるようです。
 また、養護教諭からはメディアやデジタル機器との関わりに関する体への影響などについて講演しました。ブルーライトの目への影響やデジタル端末の脳への影響、睡眠への影響など便利な中に潜むさまざまな課題について紹介しました。ぜひ、ご家庭でもその辺りの危機感をお子さんと共有していただければと思います。

学校・保護者・地域で共有しました
本校の保健主事が司会をとつめます
データのグラフ化 根拠があるとわかりやすいですね
保護者の皆さんも真剣に聞いてくださいました
体育主任から「体つくり運動」について
栄養士より給食や朝ごはんの喫食率について
養護教諭からデジタル機器との関わりについて
校医さんより助言
校長より最後のあいさつ 
自分も生活に気をつけないと
子どもに言うからには大人から 

 なお、前回の2年生の研究授業後の協議会。講師の先生と「生い立ち」調べについての意義や配慮することなどを考えました。それぞれの子どもたちが自分の成長へ支えてくれている人について考えることは大切であると共に、家庭環境がちがう中でさまざまな配慮事項があることも目を向ける必要があるという意見が出ました。また、助言としては保護者の方々に協力してもらったことをどのようにお返しするかなどが重要ではないかというお話をしていただきました。子育てに関して、保護者さんたちが子どもたちにとって一番の養育者であることを考えると、学校は集団生活や学習の場を通してその保護者さんたちのお手伝いができればと思います。ぜひ、この2年生の学習がご家庭にとって実りのあるものにしたいと思います。

授業者からの報告
グループで協議

協議の報告
助言を
子供達にとっての教師の働きとは?

 夜には地域教育協議会「郷子会」の講演会がありました。地域と学校、保護者がどのようにつながって進めていくことが子どもたちや教育にとっていいのかを講師の先生にお話いただきました。寄り添って進めることがいいですが、学校には教育の、地域には地域活性のとそれぞれ目的が少しずつ違うところがあるため、お互いに理解し合うことの大切さを伝えていただきました。最近あったそれぞれの会の一つひとつ、地域や保護者と学校のつながりの中で行われているものですね。子どもたちの成長のために一緒に今後も進めていきましょう。
海外の地域のつながりかたを紹介してくれたり

島根でのコーディネートした実践について話していただいたりしました
4つの考え方
ネギヤンさんありがとうございました。





さて、これは、なんでしょうね
楽しみです