1年生の研究授業がありました。今回は、絵本かるたを作る取組みでした。入学する時には席にじっとすることも大変だった子どもたちが、半年たち、プリントを提出するときのきまりや話を聞く時のきまり、机の上にのせておくものなど、様々な学級のきまりが習慣として根付いたことで、様々な活動にスムーズに取り組めるようになりました。最後のふりかえりではワークの裏の枠が写っているところに書いてねというような難しいこともできるようになりました。
最初は何人来るか数えながら、そわそわ
でも、チャイムがなるとピシッと
たくさん手があがります
先生たちも熱心に見学します
かるたを作るまでに今回は「思考ツール:くらげチャート」を使いました。題材となった「たぬきの糸車」から「人物・もの」「行動」「会話・音」などをチャートの足の部分に単語を抜き出し、それを組み立てて文づくりに挑戦しました。
しっかり理解して使いこなしていました
子どもたちのアイディアをまとめていきました
これはふりかえりの場面
こちらも、普段から字の練習や文づくりなどを積み重ねてきたことでスタートと同時に鉛筆で書き始めている子が増えてきまいた。
書くときには集中してかけました
どれどれ、すごい!文ができてる!
友達同士で共有
「おもしろいことは言えんけど〜」
いえいえ、発表することで十分素敵です
これから、1年生は幼稚園の子たちを誘って交流で自分たちの作ったかるた遊びをしていく予定です。そのためのルール作りを生活科で子どもたちと考えていく予定です。
上級生からの絵本の紹介が並べられていました。あしべの文化がつながっていきます
自動車調べ こういう掲示は役に立ちます
討議会では授業をもとに、国語科や生活科としてどのように進めていくのが子どもの様々な経験につながっていくかを考えました。
大学の先生からのご助言。いつもためになります。
どのようなところが次に繋がるか、自分のこととして考えます
さて、少し話はそれますが、学校にはルールが存在します。例えば、市役所や図書館で手続きや使用上の留意点があり、それはその施設のやるべきことをきちんと遂行するためにあります。学校でも同様に、服装についてや、登下校についてなど学校で子どもたちが安心して学びに向かい、友達関係を深めるために必要なきまりを作っています。ご家庭の考えとちがうところもあるかもしれませんが、学校という施設を使う上でその施設のきまりに留意していただき、子ども達にお声掛けをお願いしたいと思います。
<芸術鑑賞会>
また、先日芸術鑑賞会「ミュージックパレッツ」さんの演奏がありました。子どもたちは途中で近くまで来てくれる演奏者さんたちに興味深々でしたが、きちんと座席にすわり、楽しむところは楽しみ、静かに聴くところは聴くというメリハリをつけながら素敵な音色に耳を傾けていました。
みんなのところまで来てくれました
こんな楽器が近くに来たことないですね
たのしい雰囲気
鑑賞会では子どもたちの間で最近はやっている音楽やクラシックなどを取り入れながら、演奏を聴かせてもらうとともに、子ども達が知らない楽器や音のならし方などの紹介をしてもらいました。楽しみながら学べるのは素敵な経験ですね。
<チャレンジランの予行>
来週には、チャレンジランを行います。今週は予行練習を各学年で行っています。マラソンは距離走、チャレンジランはタイム走と目的が異なります。子どもたちの体を作っていくには自分の力を何度も繰り返して発揮できるタイム走の方が体力づくりに向いていると言われます。ぜひ、本番では練習の成果を発揮してほしいと思います。
しっかり終わるまで走りきって
予行練習では、チャレンジランのスタートや終わりのルール、走っているときのマナー、測定後の手続きなどを確認しました。特に測定後の手続きを間違うと走った子ども達の結果が正確に測れなくなります。そのため、しっかりと覚えてもらうためには予行練習が大切です。