4年生 福祉について体験的な学びを

 11月22日(水)、4年生に向けて芦部小学校にTOKYOオリンピックパラリンピックのシッティングバレーの元日本代表、嵯峨根 望さんが出前授業に来られました。嵯峨根さんは義足をつけて生活をされています。義足を外した時の様子を紹介していただいたり、前向きに挑戦し続ける姿を見せていただき、子どもたちは生きた学びを経験させてもらいました。

和泉市に住む市民の1人として、生い立ちをお話いただきました。

義足の様子やパラリンピックがどんなところだったかを紹介してもらいました。

また、11月24日(金)には、車いす、アイマスク体験をしました。身体障害や視覚障害の方々の様子を体験しました。普段気にならない段差や坂道が車いすで過ごす時や目が見えない時には移動するのが大変であること、サポートする時に車いすを押すだけでなく、気配りや声かけが必要であることなど、体験をしながら感じていました。

最初に「アイアイロビー」の紹介をしてもらいました。

食事ひとつでも工夫が。

場所は、時計の針で表現していました。

実際にやってみると…汁ものが大変!

アイマスク体験、階段ひとつでも声かけのくふうが。

車いすの坂道、向きの工夫が必要です。

くるまいす、思っているより操作が難しいです。

4年生の福祉学習は1学期に基礎的な知識の学習をし「気づき」、2学期では体験や講演を通して「考え」、3学期にはそれらをまとめながら自分たちにできることを「行動する」学習につながっていきます。地域や社会で生きる一員として、福祉の意識、大切にしてほしいと思います。